一つの建物に複数の人が暮らし、それぞれが鍵付きの専用個室を持ちつつも、キッチンやリビング、浴室などを共有し、コミュニケーションを付加価値とした賃貸住宅のことです。
共有スペースを共有することで生まれる入居者間の交流が人気の理由の一つになっている新しい住まい方です。
個人間でのルームシェアとは違い、シェアハウスでは運営者が介在して、入居者間のコミュニティや建物のメンテナンスなど上手く機能するよう運営しています。
家に帰れば、『ただいま!』『おかえり♪』と言い合えるシェアメイトがいて、セキュリティの観点からもワンルームの 一人暮らしにはない安心感があります。
名古屋で暮らすのが初めての方には、慣れない土地に引っ越しきて、知り合いが少ないといった場合にもシェアハウスで暮らすことで自然と友達が出来て、地元の情報を知ることができたりとメリットがたくさんあります。
それまでひとり暮らししていた方がシェアハウスに引っ越しする場合には、生活に物足りなさを感じて、生活に刺激を取り入れたいということが多いです。
実家暮らしをしていた方がシェアハウスに引っ越しする場合もやはり、環境を変えて自立したいなど前向きに生活をチェンジ!したいといった方が多いです。
シェアハウスでのコミュニティでの交流を通じて、生活に刺激を与えながら、自分自身を成長させてみてはどうでしょう!
ちなみにシェアハウスの“ハウス”の部分から、小さな家をイメージされる方も多いですが、実際にはシェアハウスの物件の規模や種類も様々です。
一戸建てやマンションやビルの1フロアといった居住室が数名規模の小さいものから、ビル一棟、社員寮など居住室が数十名以上の大規模なものもあります。多くの物件は既存の建物をシェアハウスとして転用されているケースがありますが、中には初めから、シェアハウス用に設計された新築物件もあります。
【ルームシェア】
個人間で『部屋が余っているから』『家賃や生活コストを抑えたい』といった経済的な理由から友人に声を掛けたり、ルームシェアの募集掲示板サイトなどで入居者を募り、戸建やマンションの一室など複数の部屋をもつ小さな規模の建物を複数の人が暮らす住まい方。
注意点としては、個人間で家賃を折半している場合、退去した人の分の家賃を負担しなければならないリスクやルームシェアの募集掲示板サイトには出会いを目的とした書き込みも見られ、トラブル回避能力が必要だと思われます。
【脱法ハウス・違法貸しルーム】
貸事務所や貸倉庫として届けられているが、実際は2~3畳に仕切られた小スペースが住居用として貸し出されているシェアハウス。窓や防火器具がなく、避難路も確保されていない施設が多く、建築基準法・消防法・建築関連条例などで住居用施設としての違法性が強い、コンプライアンス(法令遵守)意識が乏しい。
【ゲストハウス】
バックパッカーをはじめとする安く旅をしたい人向けの簡易宿泊所。一般のホテルと違い、各部屋にトイレや洗面所・お風呂がない場合が多く、そうした水回りは、宿泊者で共有で使ってもらう作りになっています。
外国人の利用も多く、ドミトリーと呼ばれる相部屋や個室があり、旅人同士での情報交換ができるのが特徴。1泊から宿泊可能で短期滞在向きのところが多いですが、中には外国人と交流できる1ヶ月以上の中長期滞在型のシェア住居型のゲストハウスもあります。
シェアハウスの呼び方が一般化されるまでは、ゲストハウスと名乗っていた名残りから、ゲストハウスとシェアハウスが同じ使われ方をしているケースがあります。
【ソーシャルアパートメント】
1ルームに豪華なラウンジが併設されている数十人~数百人規模の大規模な建物。
1ルームにキッチンやお風呂・トイレといった水回りがあり、よりプライバシーを重視しながらも、豪華ラウンジで、通常のワンルームでは、得られない付加価値を得ながら、シェアハウスと同様に入居者間での多様な文化や価値観の交流を楽しめる賃貸住居の住まい方のひとつ。
【シェアハウスでの生活が向いてない人】
・他人に依存し過ぎてしまう人
・几帳面過ぎて、他人に対して厳しい人。
※もちろん、片づけられない人も問題なのですが、きれい好き過ぎる人から見ると、
他の入居者の片づけのレベルを低いと感じて、ストレスを感じてしまうからです。
・音に関して、敏感すぎる人。
※ある程度の遮音性能を持った建物がほとんどですが、シェアハウスで生活する上で、
活動時間の違いから、他の入居者の生活音がある程度はしますので、音に関して、繊細すぎる方はおススメできません。
【社会人がシェアハウスに住むメリット】
シェアハウスに住む方の属性はほとんど社会人の方が多いです。会社に勤めていると1週間のほとんどが会社と家の往復になると思います。辛いことがあっても、一人暮らしだと、パソコンやスマホに向いがちですが、シェアハウスなら、リビングで一緒にゴハンを食べながら、会社での出来事や愚痴を聞いてもらって気分転換になります。また気の合う仲間と週末に、一緒に遊びに出掛ける場合も同じシェアハウスなら待合せも楽です。
【学生がシェアハウスに住むメリット】
一般の方からは、シェアハウスには学生の方が多いですかという質問をよく受けますが、実は、学生の方は多くありません。学生の一人暮らしと言うとワンルームのイメージが強くて、シェアハウスが選択肢に入っていないからだと思いますが、学生の方にもシェアハウスをおススメできる理由があります。
一番のメリットは社会人の方と知り合いになれることです。
色々な業種で働いている社会人の方からバイトとは違う仕事をする大変さや 多様な価値観を高められて、社会勉強になると思います。また、就職活動期になれば、その業界の話しが聞けたり、エントリーシートの書き方や面接のアドバイスなど社会人からの視点でしてもらえる機会もあるでしょう。また、社会人の方にとって、学生の方は、初々しさがあって、昔の自分を思い出し、新鮮な気持ちになれるので、色々と教えてもらったりと可愛がってもらえるでしょう。ただし、シェアハウスによっては、社会人のみを対象としていて、学生不可としている物件もありますので、問合せ時に確認してみてください。