8月 04 2024
シェアハウスでのオンライン内見や電子契約についての考察2024年版
こんにちは、
トゥモローハウス株式会社です。
今日はシェアハウスでのオンライン内見や電子契約についての考察してみたいと思います。
シェアハウスと一般賃貸を同時に比較検討しながら、見学される方がコロナ禍以降は増えていると感じています。
問合せを受ける際に聞かれる質問が、一般賃貸を見学される方と似たような質問を受けることが多くなっているため、どういった順番で、情報提供をしたらよいかを試行錯誤しています。
そこで、部屋探しをされている人と同じ目線になるために、不動産ポータルサイトのSUUMOやアットホーム、ホームズなどのスマホアプリを入れて、触ってみて、部屋探しをされている方にとって、気になる点を探って、改善しています。
色々、見ている中で、気になったのが、一般賃貸でのオンライン内見や電子契約などのツールの浸透具合についてです。
弊社でも既に導入していますので、フルオンラインでの見学や契約手続きは可能になっています。
そこで、2020年のコロナを契機に、導入された不動産会社は多いと思いますが、行動制限もなくなり、通常ベースに戻り、2024年現在で、どれくらい活用されているのか、統計データにあたってみました。
■不動産ポータルサイト ホームズ
オンライン内見、電子契約の実施割合は?2024年繁忙期実態調査
オンライン内見実施率は38.2%
・導入のきっかけについては約半数がコロナ禍に言及
・オンライン内見の需要は「変わらない」が44.83%
・電子契約実施率は18.74%
・電子契約導入による契約業務にかかる時間の変化は「変わらない」が57.43%
■リクルート SUUMO
2.オンライン内見実施率は合計32.5%で、2年連続で増加
・オンライン上で行う賃貸契約(IT重要事項説明)の実際の利用率(14.9%)も
前年度から上昇。
SUUMOとホームズの統計データを見ますと、オンライン内見は32.5%から38.2%、
IT重説は14.9%から18.74%となっています。
私の接客での、リアル内見:オンライン内見の体感値としての比率は、7:3、
IT重説・電子契約に関しては、8:2になっています。
ちなみにオンライン内見とIT重説・電子契約の比率が同じじゃない点については、見学する時と重説・契約の時では、使う端末が違うからではないかと思っています。
基本的に、シェアハウスのお客様は、個人の方の住居になりますので、オンライン内見のビデオ通話は、スマホで受ける方が多いです。
逆にIT重説・電子契約を受けて頂く際は、スマホでなく、パソコンorタブレットが推奨になります。
理由としては、契約書は、A4サイズのWordベースで作成されていますため、スマホで見えなくもないのですが、文字が小さく見づらいですし、ページ数の多い契約書類を見ながら、ビデオ通話で説明するのが、受ける側としては、ちょっと大変な感じになるため、それであれば、契約は従来通り、仲介店舗で受けた方がいいと判断される方がいるのではと思っています。
色々、データを見ながら、考察をさせて頂きましたが、ご自宅や職場にいながら、見学や契約手続きできるメリットは、十分あるように思います。
弊社では、実際の流れをお客様にご説明して、お客様が受けやすい方を選択していただいて、対応しています。
名古屋のシェアハウス トゥモローハウスでは、オンライン内見(LIVE・VR内見)やIT重説・電子契約についても、実施中です。