5月 10 2011
取材商法にご用心!
今日、国際情報マネジメントという聞きなれぬ会社から電話がありました。
最近は、ホームページのヤフーカテゴリーに登録していて以来
SEO対策会社からの営業電話やメールがたくさんかかってきて、
特に他府県からの電話には、警戒していたのですが、社名に国際と
あったので、ひょっとして、日本語学校か何かかなと思って、話を
聞いていると『カンパニータンク』という経済誌を出版していて、
今度、名古屋で起業間もない会社の特集があるそう。
先方がやたらと代表・体表と連呼するあたりから
変な出版社だなあと思いながらも話を聞いていると
女優の○○さんとの対談形式で今週の金曜・土曜に名古屋に行くので
都合はどうですかという。
えらく、急な話だなとあと思いながらも、さらに話しを聞いていると『御社の記事の活用法としては
会社案内がわりに使っていただいたりとか』と取材の話なのになぜ
記事の活用法の話になるのかと思い、これはおかしい、
ひょっとしていわゆる取材商法なのでは気付いた。
こちらから『それは取材のお話ですか?』と聞くと話をそらす始末。
さらに話を聞いていると、
女優さんと取材者とカメラマンで3人で出向くのに取材費として
6万円かかるという。やっぱり、そうきたかと思い、
『これは取材ではなく、タイアップ広告ではないですか』と聞くと、
『いえ、記事風広告です。』と言う。丁重にお断りしたあと、ネットで
調べてみると、やはり、いっぱい出てきますね。
この会社が1990年に創業してこれまで存在しているということは
取材を受けたい、あるいは著名人に1時間会って話しができるなら
6万円払ってもいいというニーズがあるのかもしれませんが、
取材と思わせておいて、実は広告の話しだったというのは
いかがなものかと思います。
ちなみに、今回、名古屋で12社の取材!?をするそうで二日間で
12社×6万円=72万円の売り上げになりますね。
これを月4回すると、288万円。ネットの書き込みによると
さらに大きい広告枠もあり、結構なビジネスになるようですね。
実際の誌面もおそらく広告掲載された方々が買っていて、
ある意味自費出版みたいなものですよね。
まだ創立間もないウチみたいな個人事業主を
どうやって探し出してきたかわかりませんが、こうした無名の会社を
ターゲットにリスト化して電話営業してるんでしょうね。
みなさんもくれげれも怪しげな話しにはご用心してくださいね。