10月 05 2015
エコビレッジ探訪
住人Iです。
働かないでやりたいことをやれる社会。
そんな理想みたいなのが三重県鈴鹿市にあるときいて訪ねてきました。
「アズワンコミュニティ鈴鹿」
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットの近く住宅街の中にこの拠点はあります。
おおきな家族のようなコミュニティ。
畑やお弁当屋さんや不動産屋さんなどの経済活動があったり
みんながあつまるカルチャースクールがあったり。
きのこやビオトープを育てる里山があったり。
近所の子どもたちを交代でお母さんがみる、こどものスペースがあったり。
見た目はどこにでもある普通のくらしですが
その内容実質は「大きな一つの家族」でモノもお金も隔てなく自在に生かし合って暮らしています。
そう、お金を介さないコミュニティなのです。
経営するお弁当屋さんで働いてもお給料は出ないんです!
残業もない 働く時間も自由に決められる
値札はついていません。
よくばりな人がいたらいっぱい持っていっちゃうんじゃないの?!と思うんですが
心も身体もある程度満たされていると「足るを知る」というか
十分なんです。
報酬や支払いは無いのです。
ここに遊びにいけば、お家を解放して泊めてくれるし
ごはんも作ってくださいます。
生活の通帳を完全に預ける人と預けない人といますが
人間関係のトラブルというのは大抵はコミュニケーション不足やお金のこと。
ここではそれを飛び越えたやさしい不思議なコミュニティーがありました。
こういったコミュニティ、エコビレッジというのは個性いろいろで、
世界中にあるのですが15年も続いているのは珍しいみたいです。
世界中からいろいろな人々がここを訪れます。
私が訪ねた日もブラジルの方が通訳さんと訪れていました。
やさしい社会の試み、
人間関係について悩んでいる人、
コミュニティに触れて、自分の幸せについて見つめられる不思議な体験ができましたー。
お金が関わらないと、なんからくちん。
シェアハウスに住んで、光熱費や水道代などを毎月固定額をまとめて支払うのですが
一人暮らしのころはバラバラとそれぞれ払って「今月は高い」「もっと減らさなきゃ」など思っていた頃を思い出しました。
シェアハウスだとどれだけ使っても一緒ですから気兼ねなくクーラーをつけてしまったりもしますが、
支払いがシンプルだと、細かい事を考えなくてすむので、最近私が考えているのは食費のことぐらいです笑。
そしてそれさえもなくなったら…。
おもしろい感覚。
たぶんもっとおもしろいことに時間や能力を使えるような気がします♪
アズワンコミュニティー鈴鹿
http://as-one.main.jp/
帰りには椿神社に行ってきました。
有名どころ!
おみくじなども椿もチーフでかわいいんですよ。
神社までの道のりから見える鈴鹿山脈もきれいでした。